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動物病院のものづくり補助金、事業再構築補助金、事業承継補助金のコンサルタント支援、プロのコンサルタントが申請を支援します!

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動物病院|補助金を活用した設備投資

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株式会社東京経営サポーター(更新日:2023/10/26)

動物病院で補助金申請、CT、超音波検査機
●動物病院にオススメ補助金
ものづくり補助金

●条件次第では申請可能な補助金
⇒事業再構築補助金、事業承継補助金

●動物病院での活用例
CT検査機、超音波検査機などの設備投資が多く見受けられます

動物病院の業界について


動物病院の概要

日本国内には数多くの動物病院が存在しています。農林水産省『令和4年飼育動物診療施設の開設届出状況』によると、2022年の動物病院の数は約16,700か所(うち小動物、その他が12,700か所)とのことです。これは、多くの飼い主がペットの健康管理や療ケアに関心を持ち、病院への需要が高まっていることを示しています。
動物病院は、一般診察や予防接種などの基本的な健康管理から、内科・外科手術、歯科治療、画像診断(レントゲンや超音波)、検査・検査、緊急ケアなど、幅広い医療サービスを提供しています。また、一部の病院ではリハビリテーションセンターやドッグランなどの施設も備えており、総合的なケアを提供しています。
近年、動物病院の技術や設備も進歩しています。画像診断機器の導入や最新の手術機器の利用、専門的な検査や検査の提供などが増えています。これにより、より高度な医療サービスが提供され、ペットの診断や治療が向上しています。
一方で、動物病院業界にはいくつかの課題も存在しています。例えば、獣医師や看護師などの専門スタッフの不足や、医療費の高騰と経済的な負担、競争の激化などです。また、獣医師法や動物愛護法などの法律や規制に適合する必要があります。
総じて言えば、日本の動物病院業界は成長しており、飼い主のペットに対する関心の高まりと共に、より高度な医療サービスを提供するための努力が続いています。

動物病院の市場動向

(一社)ペットフード協会『令和2年 全国犬猫飼育実態調査』によると、犬の飼育頭数は減少傾向にあり2019年は8,489千頭となっている一方で、猫の飼育頭数は増加傾向にあり2017年には犬の飼育頭数を超えて、2020年は9,644千頭となっています。高齢化が犬猫どちらにも共通する傾向です。(一社)ペットフード協会『令和2年 全国犬猫飼育実態調査』によると2020年の犬全体の平均寿命は14.48歳(人の約84歳)、猫の平均寿命は15.45歳(人の約84歳)と、犬猫も寿命が長くなってきています。
長寿命化や、ペットに対する意識の変化により、犬猫にかける飼育金額は増加し続け犬の生涯必要経費は2,004千円、猫の生涯必要経費は1,345千円とされています。そうした経費のうち、年齢の高まりによって医療費がより必要になってきています。アニコムの『家庭どうぶつ白書』によると、年齢が上がるにつれて年間診療費は上昇し12歳の犬で年間149,757円(中央値)、12歳のネコで78,268円(平均値)の診療費をかけています。高齢の犬猫は、1頭あたりの獣医療の単価が高まっていきます。こうしたことから、今後犬猫全体の飼育数は大きく変化がない中、高齢の動物が増えることにより獣医療ニーズは高まっていくことが予想されます。

動物病院の機会と事業の方向性について


動物病院における機会

動物病院では以下のような機会があります。
ペットの扱い方の変化 近年、ペットはより人に近い家族として扱われるようになっています。そのため、飼い主たちは、自分のペットの健康に積極的な関心を持っています。そのため、高度な医療の提供や、定期的な健康チェック、栄養管理などが重要視されてきており、動物病院は医療、健康に関連する様々なサービスを提供する機会を得ています。
ペットの高齢化による医療費の増加 ペットの高齢化や長寿命化に伴い、ペットの医療費は増加しています。高齢のペットは慢性疾患や老化により、さまざまな医療が必要になります。そのため、高齢のペットの健康管理や治療など、動物病院が提供する専門的サービスの需要が増えています。飼い主は、愛するペットが長く健康で一緒に生活できるよう、高度な医療や健康管理、的確な専門アドバイスをより求めています。
医療機器の高度化 獣医療で使用する医療機器も、年々性能が向上しています。動物の状態をより正確に把握できる機器、より精度の高い治療を実施できる機器など、機器の高度化により、今までにない獣医療を提供できるようになっています。こうした機器は操作性も高く、少ない人数でより多くの獣医療が可能な生産性向上も実現することができます。

想定される経営革新案

1.5次病院としてのポジショニングの確立 高齢化により、今までは少なかった老化に伴う疾病に罹患することが増えてきており、こうした疾病を治療し動物の生活の質を向上することが動物病院に求められています。こうした中、地域の高齢化する動物の健康を支えるためには、市中の動物病院と、大学など高度な動物病院との間を繋ぐ1.5次病院とも言えるポジションの動物病院が求められています。体制を整備し、1.5次病院としてのポジショニングの確立することで差別化を実現できます。
特定の分野における治療の高度化 獣医療のニーズも高度化し、さまざまな専門分野も登場しています。飼い主たちは、ペットの病気やけがに対して最善の治療を求める傾向があります。そのため、より高度な医療技術や専門的な治療が必要とされるケースが増えています。これにより、動物病院は専門的な診断や治療を提供するため、特定分野における治療の高度化を進める経営革新により、他社との差別化を図ることができます。
低負荷の治療の提供 家庭飼育する動物が高齢化し、高齢化に伴う様々な疾患に対応する必要がある中で、より的確な診断を実施し、高度な治療を動物に受けさせたい飼い主が増えています。動物は人と違い、安静にしていていられないため、ペットの検査や治療は身体への負担が大きくなりがちです。そうした中、最新の医療機器を用いて、より動物への負荷がかからず、実施しやすい治療の提供を可能とする経営革新を行うことで、他社との差別化を図ることができます。
来院しやすい動物病院への改善 動物病院では、ペットへの高度な獣医療の提供だけでなく、飼い主が心地よく過ごせるという環境整備も重要です。高齢化により、飼い主も年配の方が多く、高齢者でも安心してペットを連れて来られるような環境整備を行うことで、来院数の増加を目指すことも考えられます。バリアフリー対応などにより、来院しやすい動物病院へと改善を図ることで、他社との差別化を図ることができます。

動物病院で「ものづくり補助金」を申請


ものづくり補助金は設備投資に活用できる補助金です。
動物病院では以下のような機器の設備投資に活用できます。

動物病院で補助金活用(CT)-CT検査機器
CT検査機器は様々な疾患に対してより正確な情報を得られるため、的確な診断を下すために必要な機器です。最新のCT検査機器は、照射するX線量が少なく高精度な画像を得ることができ、動物の負担を軽減しながら高度な検査を実施することができます。また、操作性能も優れており、検査担当者の技量に頼らない検査の標準化や、検査時間の短縮などさまざまなメリットがあります。その結果、高度なCT検査を実施することで、生産性を高めながら顧客価値を向上させることができます。
動物病院で補助金(超音波検査機)-超音波検査機
超音波検査機は、最新のAIアルゴリズムを活用することで、様々な情報を得ることが可能となっています。従来機器より鮮明に取得できるとともに、高度なアルゴリズム処理を行うことで、治療に必要なさまざまな情報を入手できることができます。こうした、高精度な情報を活用することで、より専門的な獣医療の提供が可能となります。また、最新の機器は自動化も進んでいるため、検査に必要な時間を短縮し、獣医師の生産性向上も実現できます。
東京経営サポーターでは、
ものづくり補助金の申請支援をしています。 ⇒ ものづくり補助金

動物病院で「事業再構築補助金」を申請


多くの申請希望者が事業再構築補助金ではなく「ものづくり補助金」で申請

過去の事業再構築補助金では動物病院での採択事例もあります。しかしながら「事業を再構築」となると既存のサービスの改善ではなく新規事業が求められるため、ややハードルが高くなる感があります。「ものづくり補助金」で申請する事業者が多くなります。また申請条件では「物価高騰対策・回復再生応援枠」原油高や円安の影響により売上高10%減少している条件を満たすことが困難な可能性があります。
<主な設備投資/内装工事>
・動物用歯科治療ユニット
・ポータブルレントゲン
・内装工事
【新分野展開の例示】
●動物(犬・猫)の歯科治療分野に新たに挑戦する。
●歯科治療のための専用機器の導入および、処置室を設置する。
●既存の治療分野と組み合わせて、トータルで動物の健康維持に貢献する動物病院を目指す。
・動物用ゲージ
・動物看護ユニット
・内装工事
【新分野展開の例示】
●ペットも高齢化が進んでいる中、ニーズの高い老犬・老猫への介護サービスを実現する
●満足度の高い介護サービス実現のため、高齢動物が安心して過ごせるゲージや、疾患のある動物に対応できる看護ユニットを新たに導入する。
●動物病院と動物介護サービスをワンストップで提供することで、ペット一生をサポートできる企業を目指す。

<過去の採択事例> 中小企業庁の採択発表資料引用
事業計画名 内容
現事業の専門治療技術を総動員した“動物口腔外科特 化型事業”への挑戦 【通常枠】現行の特化型事業(動物運動器病専門)の強みを活かし、口腔外科に特化 した動物口腔ケアセンターを新設する。運動器のケアビジネスが不安定に なる中、新たに歯・口腔疾患のマーケットを取り込み、利用効率を高めて 収益を高める。
病院施設の刷新による動物「介護」分野への進出業 【通常枠】病院を「介護」サービスも提供できる仕様の施設へリニューアルする。こ の新サービスにより高まるペット「介護」ニーズを業界で先行して獲得で きることとなり、コロナが影を落としている動物病院経営の回復を実現させる。

東京経営サポーターでは、
事業再構築補助金の申請支援をしています。 ⇒ 事業再構築補助金

動物病院で「事業承継補助金」を申請


過去3年間ぐらいの間に事業承継を行っていれば検討をオススメ


事業承継補助金は「経営革新事業」と「専門家活用事業」の申請パターンがありますが、過去3年ぐらいの間に事業承継が行われ、新しい取り組みに必要な設備投資を行う場合は、事業承継補助金の「経営革新事業」の申請も検討の候補としてオススメします。

申請可能時期の例(2023年8月申請の場合)
⇒ 事業承継の有効期間 2017年4 月 1 日から 2024 年 4 月 24 日

東京経営サポーターでは、
事業承継補助金の申請支援をしています。 ⇒ 事業承継補助金

お問い合わせ 〜動物病院向け補助金の相談〜


動物病院、補助金コンサルタントへ相談東京経営サポーターでは、ものづくり補助金、事業再構築補助金、事業承継補助金など動物病院で申請できる設備投資系の補助金申請を支援しています。コンサルタントの支援をご希望される方はお問い合わせフォームからお願いします。お問い合わせフォーム
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