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事業再構築補助金 > 船舶産業
船舶産業の工場改修や生産ラインの新設に使える補助金として、事業再構築補助金、ものづくり補助金など、グリーン成長枠に関連する補助金があります。
船舶産業:2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略
●ゼロエミッション船の実用化に向け、技術開発を推進する。
近距離・小型船向けには、水素燃料電池システムやバッテリー推進システムの普及を促進。
遠距離・大型船向けには、2021年度中に、水素・アンモニア燃料エンジン及び付随する燃料タンク、燃料供給システム等の核となる技術開発を開始。
2025年までにゼロエミッション船の実証事業を開始し、従来の目標である2028年よりも前倒しでゼロエミッション船の商業運航を実現。
●省エネ・省CO2排出船舶の導入・普及を促進する枠組みを整備する。
2023年から、既存船の燃費性能規制(EEXI)の導入により既存船に新造船並みの燃費基準を義務付けるとともに、格付け制度により省エネ・省CO2排出船舶への代替にインセンティブを付与。
内航海運のカーボンニュートラル推進に向けたロードマップを2021年中に策定し、必要な制度構築を含めた取組を推進。
●LNG燃料船の高効率化のため、技術開発を推進する。
LNG燃料を低速航行、風力推進システム等と組み合わせ、CO2排出削減率86%を達成。
2021年度中に温室効果ガス(GHG)削減効果の更に高いエンジン等の技術開発を開始。スペース効率の高い革新的な燃料タンクや燃料供給システムの開発や生産基盤の確立を推進。
事業再構築補助金(グリーン枠)の活用イメージ
グリーン分野での事業再構築を通じて高い成長を目指す事業者を対象に、補助上限額を最大1.5億円まで引き上げた新たな申請類型を創設。グリーン枠に限り、2回採択される事も可能。
<補助額/補助率>
中小企業:最大1億円(補助率:1/2)
中堅企業:最大1.5億円(補助率:2/3)
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<事業再構築補助金の活用のイメージ>
●自社工場の建物改修をメインとした申請
・水素燃料電池システムやバッテリー推進システム、水素・アンモニア燃料エンジン及び付随する燃料タンクを製造するために現在の工場を改修し、新たな製造ラインを新設する。
・燃費性能規制(EEXI)に対応した装置を量産化するため、現工場の製造ラインを活かし現在の工場の一部の改修。また工場内に新たな製造ラインを新設するための投資を行う。
●製造ライン構築をメインとした申請
・上記の設備を製造するために、最新の加工機械や検査装置を導入、新分野展開を行う。
⇒事業再構築補助金のグリーン枠では、2年以上の研究開発・技術開発又は従業員の一定割合以上に対する人材育成が必要となります。 |
●注意点(通常枠の申請に加えて、以下の資料の提出が必要)
既に事業再構築補助金で取り組んでいる事業再構築とは異なる事業再構築であることの説明資料
既存の事業再構築を行いながら新たに取り組む事業再構築を行うだけの体制や資金力があることの説明資料
ものづくり補助金(グリーン枠)の活用イメージ
<申請要件>
・温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービスの開発であること
・炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供の方法の改善であること
・3〜5年の事業計画期間内に、事業場単位での炭素生産性を年率平均1%以上増加する事業であること
・これまでに自社で実施してきた温室効果ガス排出削減の取組の有無(有る場合はその具体的な取組内容)を示すこと。
<補助額/補助率>
従業員規模により、最大1,000万円〜2,000万円(補助率:2/3) |
<ものづくり補助金、活用のイメージ>
ものづくり補助金では、おおよそ1年以内に商用化を目指す計画が好まれるます。また、省エネ補助金ではありませんので、機械装置の性能のみで省エネをアピールするのではなく、「機械装置の性能」+「これまでの自社の取り組み」+「本事業での新しい工夫」をアピールしていく必要があると考えます。 |
その他、税制優遇
資本金1億円以下の事業者向けの税制優遇
経営力向上計画: 機械装置の法人税の節税
先端設備等導入計画: 機械装置の固定資産税の節税
補助金のコンサルタント支援
ZOOMでの対応となります。全国対応可能です。
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事業再構築補助金の料金・支援内容
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ものづくり補助金の料金・支援内容
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