事業再構築補助金｜製造業の活用事例

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製造業の工場建設・設備投資（事業再構築補助金）について

製造業で活用！事業再構築補助金
補助金の支援実績３０００社以上のノウハウを活かした支援

＜事業再構築補助金の主な用途＞
・工場の新設、工場ライン新設・改修
・新しい機能がある設備
・新しい生産管理システムの構築

当社では、自動車関連、医療機器、生産用機器、デザイン加工、アルミ加工、銑鉄鋳物製造、医療機器製造、電子部品製造、食料品製造など、様々な製造業の方々へ支援を行っています。製造業という大きなくくりでは一言で言えませんが、申請者様の要望では、増産対応、ＱＣＤ（品質、コスト、納期）対応が多くあります。事業再構築補助金の採択の可能性を上げる為には、上記に加えて「新たな事業展開」といった視点を事業計画に加えることで、さらに採択の可能性が上がると考えます。

補助金だけではなく、「経営力向上計画」や「先端設備等投資計画」といった節税に関する中小企業庁施策の申請もセットで行う事で、より設備投資の金融面のメリットが大きくなると考えます。

＜事業再構築の製造業の例＞
●製造業が自社技術を応用するために新しい生産機械を導入し、新しい分野の商品の製造にチャレンジする。
●自働車部品製造で培ったノウハウを活かし、新しく医療・航空分野へ参入する。

●工場建設、新製造ライン、新機能がある生産設備などが補助対象となります。

製造業の事業再構築に関する例示

以下は、経済産業省の事業再構築補助金（概要版）のイメージ図です。

「航空機部品を製造」⇒「医療機器部品の」の流れですが、流石にこのケースに当てはめるのはハードルが高い事業者様が多い様に思えます。事業再構築補助金の指針では、「新しい機能を活用した製造方法の改善」＋「新しい顧客ニーズへの展開」の流れができれば、申請可能だと考えます。一方、同じ機械を２台目購入や、新しい機能がない機械の購入だけでは厳しいです。

事業再構築補助金（製造業、工場）

製造業へお勧め！事業再構築補助金＆税制優遇セット

東京経営サポーターでは製造業の皆様が設備投資できる様、
以下の様な、中小企業施策の申請支援を行っております。

※以下、３つの施策は併用可能です。

中小企業施策	施策のメリット
事業再構築補助金	中小企業庁の補助金補助金上限１億円など、補助率２／３など
経営力向上計画 ※設備購入後６０日以内の承認が必要	１．法人税控除１０％、又は特別償却２．固定資産税３年間半額控除３．その他、金融支援など
先端設備等導入計画 ※設備購入前の承認が必要	１．固定資産税３年間全額控除２．その他、金融支援など

＜過去の採択事例　工場建設　＞　中小企業庁の採択発表資料引用

事業計画名	内容
医療機器向け新分野展開のための専用工場建設と新設備導入での事業基盤強化	新型コロナによる不況により事業再構築の必要性が高まっている。㈱セイコーより人工心肺装置（エクモ）の製造打診があったが、設備ネック及び工場の作業場が課題となった。本事業で新設備導入と医療用建屋建設により、新分野参入することで競争力強化を図る。
群馬県産唐辛子と梅を用いた新調味料開発のための新工場建設と販売事業	群馬県産唐辛子と梅を用いたオリジナル新調味料の製造・販売に向けた新製造工場の建設と乾燥機、粉砕機等を導入することで、ネット販売等の非対面型販売の強化による売上高回復に取り組む事業である。
ベトナムでの自社工場建設による、商社から自社工場による製造コンサルティング業への転換	商社では今まで不可能であった自社工場でのデモ機（検査、省力化など）をベトナムに自社工場を建設することにより設置し、顧客自身では気付かなかった製造のヒントを共に考える機会を作り、自社にＩｏＴを導入し製造コンサルティングという立場を確立する。
最新ホーニングマシン導入と一貫生産新工場建設による新分野展開	最新ホーニングマシン導入と一貫生産新工場建設により低摩擦化・低コスト化を実現させ、災害ロボット向け低摩擦油圧シリンダ、医療・介護向け回転型油圧シリンダ、農機具向け低コスト油圧シリンダ製造事業を行う
金型の個別生産からプラスチック製品量産への新分野展開の取組み	主力の金型製造のコロナ禍による落ち込みを補完するためプラスチック製避難はしご格納箱量産の新分野展開を行います。新工場建設・設備導入、生産・在庫管理に取り組み長期安定的な受注による経営の安定を図ります。
食品工場新設によるレトルト製品・ケータリングの製造・販売・配達事業	料亭経営をしているが、新型コロナウイルス感染症による売上の大幅減少打開のため、食品加工工場建設により、レトルト製品製造の機械の設置、贈答用製品の販売とミシュラン掲載店の知名度を活かしたケータリング事業の開始を計画している。
新工場・自動化機械導入による半導体製造装置加工用刃物等製造	航空機向け製品がコロナの影響で激減し、自動車向け製品も電装化等で産業構造の変化が予想されている中で、新工場建設し恒温室設置・自動化機械導入をすることで新製品の製造と既存商品のレベルアップし付加価値向上を行う計画
離島におけるＨＡＣＣＰ対応の工場新設と６次産業化の再構築	コロナ禍で売上が減少。その状況下において求められる商品の計画、開発は出来ても製造が現状の環境ではできないというジレンマがあった。加工方法を見直し加熱・総菜加工等に事業転換、それを行えるＨＡＣＣＰに対応した新工場建設とシステムの構築を本事業で計画。
車載用電池・半導体生産設備製造に伴うクリーンルーム工場建設	エンジンからＥＶに、また半導体需要の増加に伴い、クリーンルームで生産する製品に対応可能な自動化設備を組立製造できる組立工場を建築し、競合先との差別化を図り変化する時代に備えたい。
アルミの複雑形状加工技術と新工場建設でロボット業界へ進出	工場を拡大移転し、高精度切削加工機とＣＡＤＣＡＭで、難易度の高い高付加価値のアルミの複雑形状加工に取り組み、蓄積した経験と若い力で成長分野であるロボット業界へ進出する。
脱炭素社会へ向けたタンパク繊維による衣服製造のための工場建設	新しく開発されたタンパク質を合成する繊維を用い国内のアウトドア・スポーツウエア製造会社と連携し製品販売を行うことで、日本発の新繊維として広く世界をターゲットとした事業を実施していく。
植物工場建設及び水耕溶液農法による高機能性野菜の生産事業	新型コロナウイルスや近年の異常気象、少子高齢化の影響を受け既存事業の売上げが減少している。この課題を解決するため植物工場を建設し高機能性野菜を生産することにより新たな売上げと新規雇用を確保していく。
「新工場建設と電動式移動パレットラックを導入して、アッセンブリ事業へ業種転換する取組」	コロナの影響で土産物関連の紙器の受注が減少している。既存事業とシナジーが活かせるアッセンブリ事業に活路を見出し主軸事業にします。本社工場を閉鎖、海南事務所に新工場を建設し、アッセンブリの作業場をつくり、電動式移動パレットラックを導入する取組です。
新工場建設、新設備導入によるリチウムイオン電池向け銅箔用ドラム軸の増産体制の再構築	新型コロナウイルスの影響により航空機用炭素繊維向け炭素繊維用溝付ローラーの売上減少に伴う社内リソースの再構築を行います。新工場建設、新設備導入によりリチウムイオン電池向け銅箔用ドラム軸の増産体制を構築します。
車載電池向け銅箔製造関連事業への社内リソースの最適化及び、新工場建設、新規設備導入を伴う事業再構築	新型コロナウイルス影響による回転機械オーバーホール事業から車載電池向け銅箔製造関連事業への社内リソースの最適化による事業再構築及び、海外勢に負けないサプライチェーンの構築を行う。
新市場進出のための“思い切った”工場建設及び高精度大物加工への対応	当社では自動車部品製造装置向けの金属部品の製造を手掛けてきたが、新型コロナ感染症の影響により売上が落ち込んでいる。当社の従来の強みを生かして新たに成長分野に進出するために、これまで手掛けてこなかった大物ワークの加工が可能な体制を整え、事業の継続を図りたい。
自社搾汁工場建設（南国ぎゅっとファクトリー）による原価低減と新商品開発	当社はこれまで搾汁された果汁を仕入れて加工販売してきましたが、今回、自社搾汁工場を建設します。既存事業の仕入原価を大幅に削減する効果がある他、果汁・果皮・サプリメント等の新商品を開発し販売します。
個食用もつ鍋カレーなどもつ鍋関連商品の開発に伴う食品加工工場建設及び機械の導入	緊急事態宣言等による被害を乗り切っていくには既存事業だけでは困難な状況になってきている。そこで食品加工工場の建設及び新たな機械を取得し生産性を上げるとともに、個食ニーズに合わせたもつ鍋カレー等のレトルト商品を開発することで、∨字回復を成し遂げる。
新工場建設及びデジタル制御・固定管自動溶接機導入によるサニタリー配管市場への新規参入	ウィズコロナ・ポストコロナ時代を見据え、新工場建設及びデジタル制御・固定管自動溶接機を導入し、サニタリー配管市場へ新規参入するとともに、高付加価値製品の受注ができる体制を構築し、生産性を向上する。
新工場建設および新設備導入による業態転換に関する補助事業	新型コロナウイルス蔓延という環境変化に柔軟に対応し、木材がメインとなる地域産業により一層貢献し、本事業で地域の雇用創出を担いたい。現在稼働中の２拠点の工場を集約して業務効率化を図る。新第三工場では三次元ＮＣルーターという新設備を導入し、今まで行えなかった三次元加工を行い、付加価値を高めた商品を顧客に提供したい。木材を利用した工場は、今後弊社が木材建築物を建設する契機としたい。
地域交流と経済活性化を目指した障害者が働く店舗併設型工場建設	卸売業から製造業へ業種転換。これまで土産雑貨を外注製造し卸売を行っていたがコロナの影響で売上が　減少した為、外注コストの削減と新規市場向けの新サービス提供を狙い製造工程の内製化に向けた工場を建設する。
特装車整備事業へ進出する為、特装車専用新工場建設と加工機械導入	一般車両、運送トラックの整備事業が将来的に縮小していく事が予想される中、車両整備・鈑金塗装のノウハウを活かし、これまで手掛けることが出来なかった特殊車両の整備・製造事業進出し、当社の新たなエンジンとする。
自動車特定整備事業（電子制御装置整備）に基づく整備工場建設計画	弊社は「船舶サッシ・機能ガラス部門」「自動車ガラス部門」を展開。①コロナ禍の影響による船舶サッシ部門の減収、②特定整備の法令整備を受け、事業再構築（新分野展開）計画として整備工場建設計画を策定した。
加工場建設による飲食業から製造業への業種転換及び新市場進出	当社は飲食業がメインの中華料理店だが、新型コロナウイルスの影響により店内飲食売上が激減しており、当面の間は回復も見込めない。そこで、新たに加工場を建設して冷凍餃子や中華点心セット等のスーパー等への販売をメインに行う製造業に業種転換を行う。